「愛がなくても喰ってゆけます。」 よしながふみ

愛がなくても喰ってゆけます。

愛がなくても喰ってゆけます。
よしなが ふみ / 太田出版 (2005/04/16)


評価:★★★★☆


この漫画。グルメガイド的な内容だという事は聞いていて。
ゆえにそういう雑誌に連載されていたのだと勝手に思っていたのですが
なんと『マンガ・エロティクス・エフ』でしたか・・・
エロもグロもフェチも、恋愛話さえも無いのに(いや無くは無いか)。
本当にカオスな雑誌だなぁエロティクスF。凄いよ。


さて。そんなこんなでこの作品。
冒頭にも書きましたが
実在する食べ物屋さんを紹介するグルメ漫画であります。

主人公は食べ物に異常にうるさいBL漫画家「YながFみ」。
彼女が同居人のアシスタントS原くんや
友人、学生時代の先輩後輩、仕事仲間などを引き連れて
お気に入りの食べ物屋さんへ行き
うんちくをたれつつ、友の幸せそうな顔を見て喜ぶという内容の漫画です。


よしながさんは結構アッサリでサッパリした絵を描く方だと
勝手に思っていたのですが。
本作に登場する食べ物は、もうどれもこれも素晴らしくリアルで。
お店に行けば、きっとまったく同じものが出てくるのだろうと。
どれも本当に美味しそうなんですよ〜!!

それもひとえに食べ物に対する愛の成せる技なのでしょうか。
そう言えば『西洋骨董洋菓子店』のケーキも
それはもう美味しそうでしたね!!ああ、それも愛ゆえだったのか!!


そんなわけで
紹介される料理は本当に美味しそうではあるのですが
実は私、基本的に食にうるさくない方でして・・・。

好き嫌いもあまり無いですし。
なんでもかんでも。それこそマックのハンバーガーだろうが
サイゼリアの299円のドリアだろうが
美味しい美味しい言うて食べてしまう性質で。
そんな貧乏舌な上に「パフェで1680円!?」なんて
貧乏性な思考もあいまって
この本は完全に私向きでは無いように思われるのですが

しかし、その紹介のくだりだけでなくて
一応物語の中に人間関係と申しましょうか
漫画として楽しめるエピソードがちゃんとあって
なので、この作品はとても面白く読む事が出来ました。


そう言えば、登場人物は全て「フィクション」という事なのですが
どうなのかな。全員は無いかもしれないけれど(I田さんなどは架空っぽい)
やっぱりちょっとは本当なのかな。
そうなるとよしながさんの著者近影とか思わず探してみたくなりますよね。
あと漫画家さんのY田さんとU野さんとか。凄く気になる!!

ちなみに独身40歳のT井さんなどはもう紹介して頂きたいくらいっす。
一緒に肉喰いに行きますよーーー!!


そんなわけで
女性向、男性向などの区切りもまったく無く
関東在住で、食道楽な方ならより一層楽しめる漫画だと思います。
食べ物うんちくがお好きな方も是非。是非(笑)。
お薦めです!!


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posted by 麻吉 at 2006/08/02 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | COMIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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