[雑誌] BRUTUS(ブルータス) 2006年 8/15号

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号
マガジンハウス (2006/08/01)


評価:★★★★☆


今話題沸騰中の「伊藤若冲」特集号であります。

伊藤若冲とは江戸時代の画家。
非常に精密で写実的、そして鮮やかな色彩で動植物を描く事で有名で
2000年に行われた「没後200年」の展覧会を皮切りに爆発的ブームが起こり
今年はまた各地で展覧会が開催される事から
TVや雑誌などで数多く取り上げられ、第二次ブームが到来しているのであります。

なんて偉そうに書いてますが
何を隠そう私も今年好きになったぺーぺー組であります。へへ。


しかし若冲氏の絵を初めて見たのは、もう少し前の話。
宇多田ヒカルのPV集『SINGLE CLIP COLLECTION+ Vol.3』に収録されていた
「SAKURAドロップス」が初めての若冲体験でした。

この雑誌表紙も飾っております「鳥獣花木図屏風」の象さんが
CG化され、ゆっくりと左右に頭を振るシーンがあって。
その姿がとても印象的で。凄く記憶に残っていて。

しかしその当時は若冲の事などまったく知らなかったし
まさか江戸時代に書かれた絵だっただなんて露とも思っていなかったから。
いやだって。皆さんだって「鳥獣花木図屏風」を初めて見て
こんなドット割りされて、抽象的で、簡略化された可愛らしい象さんが
江戸時代の物だなんて思えますか?
もう絶対に近代アートだと思いましたよ私は。

で、それはそれで特に話は進展する事無く月日は流れ。
つい先日見ましたTVの若冲特集。
あの素晴らしい鶏の絵や、可憐な花の絵に「うわぁー」と心奪われて。
凄い!!凄い!!と思っていたら
突如登場しました見覚えのある象さん!!「ええええー!!」ですよ。
もうそれが決定打。完全にノックアウト。

そしてまたここに一人、若冲ファンが誕生してしまったのでありました・・・。


で、この雑誌ですが(前置き長過ぎだ)
紫陽花双鶏図」の鶏さんの顔超ドアップと
鳥獣花木図屏風」の超特大ポスター大のアップ写真が掲載されていて
それだけでもう迷う事無く購入。お買い上げ。

若冲作品をこう顔を極限まで近づけて
鼻先擦り付ける位の勢いで見入ってみたいと常々思っていただけに
一筆一筆、元の生地の糸目までも見えるくらいにアップで写された
「紫陽花双鶏図」にもう感動でした。
いやもう本当に凄い。アップになればなるほど精密である事がわかる。
色がはみ出したりとか、適当に塗られた部分なんて全然無い!!
ああ・・・凄いよ・・・。

傑作中の傑作「動植綵絵」も全作品掲載されているのですが
これは画像が小さいです。ああ、これもアップで見たい!!
って、画集じゃないんだから、それは無理な話か。
うう、やはり画集買っちゃおうかな・・・。


正直に欲望を言えば『伊藤若冲大全』が欲しいところですが
¥39,900もするんですよ!!高い!!高いよ!!
いやでも大型版で398ページもあって198作品全てをオールカラーで・・・
とか言われちゃったらねーしょうがないよねー・・・。

やはり『目をみはる伊藤若冲の「動植綵絵」』あたりが無難かな。
とりあえず入門としてじっくり見てみたいのは『動植綵絵』だし。
B5変型128pで値段も¥1,995だなんて、なんとお手頃プライス!!
買うならこれだな。


そう言えば、今回ご紹介しました雑誌には
若冲の人生をすごろく風に描いた可愛い絵が掲載されていまして。
これを描いたのは「山口晃」さんという方なのですが
この方の絵もとても素敵なんですよ〜!!
墨で描かれた精密さの中に、可愛さとユーモアまでもが存在して。大好き。

ちなみに画集も発売されていて
欲しい欲しいとは思っていたのですが
山口晃作品集』¥2,940
・・・って若冲の画集より高いよ!!煤i゜Д゜)ガーン!!


[ amazon詳細 : 『BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号』 ]



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[TOPIC] 「若冲と江戸絵画」展
posted by 麻吉 at 2006/08/18 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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