[展] 「若冲と江戸絵画」展

 「若冲と江戸絵画」展
東京国立博物館で開催されております
「若冲と江戸絵画」展行って参りましたよ〜!!


上野での展示はあと一週間しかありませんが
その残りの一週間、もしくはその後に続く
京都、九州、愛知での展示へ行こうと思っておられる皆様へ
老婆心ながら一言忠告させて頂こうかと思います。ゴホン。

時間は余裕を持って挑め!!

えーワタクシ、会場へは16時に到着致しました。
その日の閉館時間18時(通常は17時)。
まるまる2時間。フルに使って。
まったく時間が足りませんでしたっ!!

混雑で流れが悪かったという理由もあるでしょうが
しかし人が少なかったとしても
ジックリ見ていたら同じ位の時間がかかっていたでしょう。
ちゃんと見られたのは若冲コーナーまでの半分のみ。
残りの半分などはもう駆け足。
気になる作品のみをパッパッパと・・・。
あーもう、あーもう、あー!!(ヤリキレナイ想い)


後半にはガラスケースに入れられていない
直に作品を見る事が出来るコーナーがあったのです。
ガラス越しとは違ったこの自然な感じと申しましょうか
おとし目の照明に浮き上がる作品がとても素敵で。
これこそ時間をかけて見なければいけなかったのに・・・。

それにやっぱりガラスケースはイカンです。
だって今回みたいな細かい絵柄で
近付いてジックリ見たいと思わせるような作品だと
まあ私も人の事は言えない訳ですが
少しでも近くで・・・という気持ちが、顔を近付けるという行動になってしまうわけですよ。
すると自然にオデコゴチン!もしくはおっと鼻が!!と・・・。
そんな方多数の為、ガラスにはもう沢山の指紋やら皮脂やら。
それがまた照明に光ってねー・・・はっはっは(苦笑)。



さて、全ての作品について感想を書きたいところですが
それはちょっと大変なので。心に残った作品を簡単に。
※作品名のリンク先は展覧会公式BLOGの作品画像です※


「あ〜好きだ〜」と思ったのはやはり若冲の『鳥獣花木図屏風』でした。
見所の大きな象さんも可愛いかったですが
こっそり、小さく、チョコンとイタチやネズミがいて
それが凄く可愛い顔しているんですよ!!可愛かった〜!!
あと屏風絵のこちら側にいる正面向いたアヒルも!!可愛いすぎ!!

色の鮮やかさ、ドットの細かさ、そしてそこかしこに隠れるユーモア。
こういう“芸術作品”を見て、思わず笑みがこぼれてしまうなんて。はじめて。
心から凄いと思って、そして好きになりました。
十分時間をかけて見ましたけど、まだまだもっとジックリ見たかったな〜。


そう。今回は『紫陽花双鶏図』や他の精巧で美麗な作品を目的に
足を運んだようなものだったのですが
実際に見て回って心を奪われたのは、若冲の優しさが映し出されたような
ユーモア溢れる作品の数々でした。

それはもう予想外であったのは
鶴図屏風』や『花鳥人物図屏風』といった水墨作品。
細かく、極彩色の作品に比べたら見劣りしてしまいそうですけど
見れば見るほど味があると申しましょうか。
単純な線だけでなく、シッカリと細かい施しがされた鶴の足。
凄くイキイキとした目元。遊び心のある表情。動き。
鶏図』の手前にいるヒヨコなんてもうどうしたら!!
これは遠目や小さな画像で見たのでは分からないと思います。
ぜひぜひ生で見て頂きたいですよ!!

あとユーモラスと言えば『伏見人形図』!!
可愛すぎ!!可愛すぎだ〜!!


とと。若冲作品の事ばかり書いてしまいましたが。
しかし。なんと。今回一番心を奪われたのは
実は若冲ではありませんでした・・・。
長沢芦雪の『白象黒牛図屏風』!!予想外!!
いやだって。だってさ。リンク先の画像で分かって頂けるでしょうか。
大きな大きなイカツイ黒牛のお腹のところに
ちょこんと、すっ呆けた顔で、ちっちゃなワンコがいるの分かりますか?
可愛いよ!!可愛すぎだって!!
黒牛がまた、気にしてないような顔しているけど
きっと守ってるんでしょうね、大好きなんでしょうね。
も・・・萌えー・・・(ゴメンナサイ)。



そんなわけで、十分とは言い切れず、悔いの残る観覧となってしまいましたが
しかし、迫り来るような屏風の巨大さだとか、水墨画の繊細さとか
直にこの目で見る事が出来て、とても良かったと思います。
若冲に少しでも興味を持たれている方は是非!!
お薦めです!!


★プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展 公式HP : http://www.jakuchu.jp/
★「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ : http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/

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[雑誌] BRUTUS(ブルータス) 2006年 8/15号
posted by 麻吉 at 2006/08/20 23:59 | Comment(2) | TrackBack(2) | OTHER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。おじゃまします。
私も13日に、「若冲」を観に上野に行ってきました。
やっぱり『鳥獣花木図屏風』の前には、人だかりが
できていて、流れず、係員の人が流れるように促していました。
そして長沢芦雪の『白象黒牛図屏風』は、ヤラれました。犬の表情といい、そのサイズの対比といい。
そして「BRUTUS」と絵はがきをショップで買って帰りました。
Posted by ukulelemi at 2006年08月22日 13:06
>ukulelemi様
同じ展覧会へ行かれたというだけでもなんだか嬉しいのに
同じ作品で同じ感想を持たれたとは!!
『白象黒牛図屏風』は本当に良かったですよね〜!!
もう本当に卑怯なほどに、あの子犬には「ヤラれ」ました(笑)。
今回はコメント有難う御座いました!!
また何か共通の話題がありました時にはお気軽にコメント下さいね。
Posted by 麻吉@管理人 at 2006年08月24日 00:08
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