「ドージンワーク (2)」 ヒロユキ

ドージンワーク 2 通常版 (2) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワーク (2)
ヒロユキ / 芳文社 (2006/07/27)


評価:★★☆☆☆


噂の同人界を描いた4コマ漫画『ドージンワーク』。
やっぱり気になって買ってしまいましたよ。ふっふふふ。

うーんしかし、なんだろう。
1巻読まずにいきなり2巻だからというのもあると思いますが
私的にはイマ一歩。な感じ。
面白いのだけれど物凄い爆裂ギャグがある訳でなくて。
ギャグ漫画ではないような・・・笑いというより。共感?


そう、本作は同人漫画作家となったは良いが
絵がヘタッピでなかなか思うように本が売れない主人公・なじみを軸に
まわりの強者どもに支えられたり、ちょっかい出されたりしながら
少々販売数は増えるものの、相変わらずな感じで
即売会に毎回トライする姿を描いた、同人絵描きヒューマンドラマ。
いやそれは言い過ぎか。


とにもかくにも、同人活動をした事がある方ならば
思わずニヤリとしてしまう内容となっておりまして。と言うのも

販売冊数3万は当たり前の超大手作家ジャスティス。
ガッツリ18禁内容で8百冊前後売り上げるなかなか大手の露理。
堅実着実に着々と読者を増やし5百冊完売したソーラちゃん。
そして情熱はあるがそもそも絵が下手で売り上げも・・・な、なじみ。

と、登場人物の同人界での立場がそれぞれ微妙に違っていて
誰かしらに自分を当てはめる事が出来る。
あ、でももうちょっと。100〜300冊あたりの人間が欲しかったか・・・。
いやそういう位置におられる皆様には
「なじみよりはマシ」という優越感が・・・(笑)。


しかし読んでいて、共感と共に少々の違和感も。
へんにリアルな話になってしまいますけど
作品中の同人描き手は、ほとんどが女の子であるというのに
本の出し方が物凄く男の人っぽい気がしたんですよね。

いやもちろん、同人活動する女の子全員がそうであるわけではないのですが
しかし女性の同人作家さんって結構ジャンルに定着すると言いますか。
このジャンル(もしくはキャラ)が好き!!だから本を出したい!!
という傾向で同人やってる事が多いように思うのです。
ですから作中でなじみが
本出さなきゃ→今流行ってるゲームって何?という話の流れを読んで
これって男性作家さんの考えだな〜と。

あ、でもそれは自分が思いっきりパロディ畑の人間だったからで
オリジナルの人だとまた違ったりするかも!!


あ、あともう1つ、凄く気になった事・・・
漫画描くのに、なんであんなに部屋だの机だのが綺麗なんだー!!
私などが描くとなったら、もう目も当てられないというか
資料がゴチャー、画材がドワー、他色んなもんがボワーと・・・。
わ、私だけなのか?そんな惨状は(;´Д`)ゴメンナサイ


そんなわけで。
同人活動に身を置いた経験のある方には共感を。もしくは優越感を。
読み専門の方には、書き手の苦労や悲喜交々の内情を。
そして同人の存在を知らない方には・・・同人の世界が分かる・・・かな?
いやそれはちょっと無理か。
しかし一般の方には完全に未知なるこの世界。
覗いてみるのもまた一興かも。ですよ。ふっふっふ。


★ヒロユキ公式HP : 自称清純派

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posted by 麻吉 at 2006/08/29 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | COMIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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