[GAME] ぼくのなつやすみ

ぼくのなつやすみ PlayStation the Best

ぼくのなつやすみ
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2001/06/14)


評価:★★★★★(満点!!)


真っ青な空と蝉の声。深い深い緑の山々。キラキラと眩しい木漏れ日。

柵なんて無粋な物に囲まれていない美しい池や川があり
電線などの障害物の無い、どこまでも広がった空があり
草の生い茂る道のあちらこちらでは昆虫が潜んでいる。
裏には小さな菜園。水やりを任された朝顔。
大きな蜂の巣が邪魔して先へ進めない道。悪ガキたちが集まる秘密基地。

さあ、今日から夏休みの1ヶ月間。貴方は小学3年生の「ボク」となる。
何の決まりも無い。何をしてもいい。何もしなくてもいい。
貴方がしたいように毎日を過ごせばいい。

さあ、何をして遊ぼうか?


なぜ現在プレイ中の『魔界戦記ディスガイア』でなくて
夏も終わりのこの時期に『ぼくなつ』の感想など書き始めたかと申しますと
ぼくのなつやすみ3』が制作されるという話を耳にして、うわーと懐かしくなったから。
私がプレイしたのは6年も前。「PS2」でも「PSP」でもない「プレステ」時代のモノ。
あの元祖『ぼくなつ』は本当に名作だったなーって思ったら
皆さんに紹介したくなったのでした。


もう30歳を過ぎ、仕事に追われる毎日の男性がふと思い出した
それは昭和50年(1975年)の夏休みの思い出。
当時小学3年生だった「ボク」くんは
母親の出産の為に、陶芸を営む叔父の家にあずけられる事となります。

自然が広がる叔父の家での、1ヵ月限定の生活。
朝起きてから夕方、夕飯の時間まで、全ては自由時間。
自然の中を、自分の好きなように走り回り、遊び。
一日の終わりにその日あった出来事を絵日記に書いて一日は終わる。
そんな何でもない日々を過ごしただけなのに
なぜかエンディングではジンとして、涙が流れてしまうのです。
この切なさはなんなんだろう。不思議。


本作は上にも述べたように、とても自由度の高いアドベンチャーゲームです。
エンディングが複数用意されているので
全て見るとなるとそれなりの条件は発生しますが
基本的にクリアや物語の進行に必要なノルマなどは存在しません。
躍起になどならずに、のんびり、ゆったりと遊ぶ事が出来る。

が!!しかし!!逆に本気でコンプリートを目指そうと考えた時には
かなりのやり込みゲーと化します。
一度に全ての要素のコンプリートはほぼ無理。
コンプリートの的を絞っても、一瞬たりとも気が抜けない。
行動を綿密に計算した上での時間勝負ゲームとなるのです!!


例えば『昆虫採集』。

種類は60種類(PSP版は128種類と大幅UP!!)。
あまり多くないと思うかもしれませんが、それは間違い。
そこいらの道にヒラヒラしてる虫に向かって
無闇矢鱈に虫取り網を振り回すだけでも確かに虫を捕獲する事は出来ますが
それで全種類コンプリート出来るほど甘い作りではありませんよ。
ちゃんと虫の生態を知った上で捕獲しに向かわなくちゃ。

夜行性の虫、水辺にいる虫、秋の気配がした頃に現われる虫。
時期を逃すと現れなくなってしまう種類もあります。
作中どこかに存在する「昆虫図鑑」を活用して出掛けましょう。
ちなみに虫にはそれぞれ「種類」だけでなく「大きさ」という概念もあります。
全て「KING」で収拾しなくちゃコンプリートしたとは言えないぜ!!ニヤ



さてさてそんなわけで。
これだけ書いても、作品の良さの半分もお伝えする事が出来なかった気がしますが
とにかく、上のカバー画像でもいいです。
その青い空を「キレイ」と感じたならば、是非遊んで下さい。
このデフォルメされた可愛らしいキャラクターからは想像も出来ないほどの
精密で美麗な自然のグラフィックが、貴方をお待ちしております。

あと、自然で遊ぶ事を知らない今の子供達にも是非遊んでもらいたいですけど
でもやっぱりこの作品は「大人向け」のゲームだと思う。
昆虫の標本を入れる箱が「プラモデルの空き箱」だなんて
このノスタルジーさは、お子様にはわかるめぇ!!
真っ黒になりながら虫取り網を片手に走り回る事が、もう出来なくなってしまった
私達大人の為に用意された時間。世界。
子供たちに遊ばせるにゃもったいないよ!!


PS2ソフトとして発売された『』では、舞台は海辺の家となり
海に潜ったり、自転車でより遠くまで足を伸ばす事ができたりと
遊べる要素はより一層増え、内容も盛り沢山になっているのですが
でも、まずは『1』の山篇をお薦めしたい。

ちなみに、この『1』に登場人物やイベント、昆虫の種類を追加して
より一層充実させたのがPSP版の『ぼくのなつやすみ ポータブル』。
私はこちらは未プレイですけれど、今遊ぶならばこちらがお薦めかな。

ぼくのなつやすみ ポータブル

この夏、何も思い出を作る事が出来なかった
大人の仲間たちへ。心よりお薦め致します。


★ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!! : 公式HP
★ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 : 公式HP

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posted by 麻吉 at 2006/09/27 04:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | GAME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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??????時は1975年。古きよき時代にあった日本の原風景がリアルに再現されており、そのなかを自由に行動していくというのが本作の特徴。これといった目的はなく、虫取りに精を出してもいいし、魚釣りばかり..
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