[MOVIE] 完全なる飼育

完全なる飼育

完全なる飼育
ハピネット・ピクチャーズ (1999/11/25)


評価:★★★☆☆


調・教・完・了!!


Gyaoにて視聴。
もっと暗くてドロドロしている作品かと思ったら
思いの外明るい感じでした。BGMのせいかもしれないですけども。

可愛い。その上処女の女子高生を、無理矢理犯すのではなく
少女自ら自分を求めるように仕向け
性の奴隷にしてしまう。自分無しではいられなくしてしまう。
そんな世の大多数の男性が心にちょびっとは持っているのであろう願望を
実際に行動に起こして、そして完璧に成し遂げた。そんな男のお話。


なんと言うか、PCエロゲーによくあるネタですし
最近も女性を拉致監禁して自分の事を「御主人様」と呼ばせていたなんて
事件がありましたけれど(本当馬鹿だよなーもう)。
これも1965年に実際に起こった誘拐事件が題材となっている作品です。


しかし、原作である書籍『女子高校生誘拐飼育事件』が
「衝撃のノンフィクション」と銘打っていながら
あくまで「小説」的な内容であるように
本作もあまりにも非現実的で。

例えば、少女が拉致された直後の事。
暗闇で突然捕まえられ、連れ去られ、裸にされ。
手足を縛られた状態でベッドに転がされる。
そんな無防備な状態で目が覚めて。
まだ犯人がどんな人間かも分からないというのに
犯人に向かって「クズ!!」だの「変態!!」だのと
そんな言葉を投げかけられるものだろうか。

もちろん女性の性格にもよるでしょう。
「言えるよ!」という人もいるでしょうが
しかし、殺されてもおかしくないそんな状況ですよ。
時間が経って、犯人の性格が分かってからならまだしも、拉致されてすぐ。
どんな気丈な女性だって、怯えて、震える事しか出来ないと思うのです。
冷静でいられたとしても、犯人を逆上させるような事は逆にしないでしょう。

そんな「それってどーなのよ」と思う場面がいくつかあって。
どこまでが事実で、どこまでが作り事なのか。
そこばかりが気になって仕方がありませんでした。
いっその事「完全なフィクション」として観た方が楽しめた気がする。


他にも、本作で一番肝心な、皆が知りたい部分だと思われる
「被害者である少女が、犯人に心を許す過程」が詳しく書かれていないとか
あんなボロアパートであれだけ叫んだら、絶対誰かに気付かれるだろうよとか
言い出したらキリが無いのですけど
でも、そんなでも、この作品を低評価にしきれない自分がいたりします。
なんだろう。俳優陣の演技の凄さか。濃密な空気か。いや、トキメキ?

あーいやいや。激しく反論されそうですし、勘違いされても困りますけど
しかしはじめに書いた「男性の願望」的な事と同様に
女性には「支配される喜び」というか「束縛願望」みたいなものって
少なからずあると思うんですよね。
ですから、ある意味少女は幸せ者と言うか、羨望と言うか・・・

って、やっぱり勘違いされそうな書き方ですねこれは!!
監禁と束縛は似て非なる物ですよ!!監禁は駄目ですから!!監禁は!!
というか、これと同じ事したら同じ結果になるのかななんて甘い事は考えんな!!
凄く特殊な事例なんですからね!!一般論じゃないんだよ!!
っつか犯罪ですからっ!!!!

って、そんな事わざわざ言わなくても分かりますよね。申し訳ない。
でも本当、頼みますよ世の男性諸君!!


そんなわけなので、ある種のトキメキを持って観てしまったのも事実で。
しかし、逆に、そのせいで、どーしても許せなくもなりました。
だってこの犯人はこの少女を「好きだから」拉致したのでは無いのだもの。
あくまで「実験」の対象としてしか見ていなかった。

実験が成功して満足して。逮捕されて。死刑にして下さい。だって。
フザケンナ!!残された少女の事なんてまったく考えてない!!

こんな恋愛の始まりは絶対に駄目だけれど
でも、もしこの犯人がほんの少しでも少女の事を好きでいてくれていたら
ハッピーエンドに成り得たのに・・・。
開放された後、あの場所で見せた少女の表情に、胸が切なくなりました。


自分的には予想以上にのめり込んで観てしまったのですが
しかしお薦めかと言えば、なんとも言い難いです。
観て損は無いとは思うのですけどね・・・。
そうですね、とりあえず小島聖嬢の豊満な肉体は必見の価値ありデス!!
いや変な話、女から見ても魅力的っていうか揉みしだきたい(ゴメンナサイ)。

あ、あと少々余談ですが
凄い駄目人間な役で北村一輝氏が出演していて
白ブリーフ姿で蹴られたりしていて、そんな北村氏好きにはお薦めです(笑)。
あと泉谷しげる氏がちょいホモで可愛くてお薦め。ですよ(笑)。


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posted by 麻吉 at 2006/12/26 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE / TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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