「一騎当千 (1)」 塩崎雄二

一騎当千 (1) (Gum comics)

一騎当千 (1)
塩崎 雄二 / ワニブックス(2000/10)


評価:★★★☆☆


某ファーストフード店の隣席に座っていた男性達が
こんな話を始めました。
「あの三国志ネタにしたおっぱい漫画。『天上天下』じゃなくてなんだっけ」

そりゃ「一騎当千」じゃあぁぁぁーー!!!!

結局最後まで答えを導き出せないでいた彼等の横で
言いたくても言えず。精神的にヨロシクナイ時間を過ごしましたので
本日は『一騎当千』の感想です。


物語の舞台は現代日本。
中国・三国時代に生きた荒ぶる武将達の魂を、受け継いだ者達がいた。
彼らは現代に戦いの場を移し、再び天下取りに身を投じる事となる。
それは平和な学園生活を送っていた女子高生「孫策伯符」も例外ではなく。
彼女を巻き込み、歯車は大きく回り出すのであった・・・。

って、なぜ三国志の武将の魂を受け継いだのが日本人なんだ?
という疑問がまず浮かんで来るかと思いますが。
本作の登場人物たちはいわゆる「子孫」や「生まれ変わり」ではなく。
かつての武将達の魂を閉じ込め作られた「勾玉」が
偶然日出づる国に流れついて各地へ広まり、代々受け継がれた。という設定。
ですから舞台が日本なのですね。
で、更に武将が女の子で“お色気”いっぱいでもOKなわけです。


そうお色気。
この漫画の一番のポイントは、なんと言ってもお色気!!
「孫策」や「呂蒙」が今時女子高生な姿になって繰り広げる激しいバトル。
戦いによって破れた制服からのぞくは
パンチラどころかパンモロ。そしてチチモロ。
硬派な三国志ファンの皆様には耐え難い内容であることでしょう。
しかし、私はこういうの結構好きです。ふふ。

むしろ自分の好きな武将が女キャラで無くてガッカリしたくらいで。
と言うか、左目に眼帯した呂蒙のキャラクターは
どう考えても夏侯惇でしょうがぁぁーー!!!!(夏侯惇好きの叫び)
絶対間違いだよ。間違いだよね!?
いやまあ、あの明るい女ったらしな夏侯惇も嫌いでは無いですが。
(って惇なら何でも良いんじゃないか)


そんな個人的な好みの問題はさておき。
しかし、三国志好きとして、私も思うところはあるわけで。
例えば登場人物の名前。

主人公のいとこである「周瑜公瑾」を例に挙げてみると。
親しくない人間からは「周瑜」
親しい人間からは「公瑾」という呼ばれ方をしている事から
「周瑜」が姓で「公瑾」を名という設定なのかと思いきや
周瑜のお家に掛けられていた表札は「周」。
じゃあ「瑜」は何だ!!「公瑾」は何だ!!
日本に「字(あざな)」なんて制度はありませんよー!!!!

って、おっぱい漫画(失礼な)捕まえて
堅苦しい事言うなと言われてしまえばアレですが。
しかし、気になるじゃないですか。
日本を舞台にしたのなら、わざわざ名前を中国風にする事無かったのに。


あと気になると言えば、なぜ主役が「孫策」かってこと。
いや別に孫策が嫌いとかそう言うわけではなくて。
孫策は割と早目に天に召されてしまった人物ですし
父親の孫堅や弟の孫権に比べたら、エピソードも少なく、影も薄い・・・。
って、孫策ファンの方怒らないで!!!!

ああでもそうか。もしかしたら。
蒼天航路』がそれまで悪者扱いであった曹操にスポットを当て
見事に人物像を変えたように
幸薄い孫策に日の目を見させてあげようと。そういう事。なのかな?
しかし日の目を見ても「おっぱい」ですが。それでいいのか孫策!?
まあ、孫策主役の謎は、次巻以降で明らかになるかな。
なると願いたい。


とりあえず、1巻はまだ序盤も序盤で。
重要人物の登場も、物語の大きな展開もこれからが本番ですから
評価は少々低めではありますが。
しかし絵もこのノリもとても好み。
続巻も集めていきたいと思っております。
とりあえずは魏将が沢山登場するまで集めないとー!!
他武将がどんな姿になってるのか、とっても楽しみです。むふ。


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posted by 麻吉 at 2007/02/06 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | COMIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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