[考察] 知らない人に挨拶したら死ぬ世界

あまりにも驚く内容の記事でしたので
多くの方に読んで、そして考えてもらいたいと思い、取り上げてみました。


■ デスアイサツとゲーム脳、知らない人に挨拶したら死ぬ世界

「大手小町」に“最近の小学校では「知らない人に挨拶するな」と指導してるの?”
というトピックがある。
小学生が、商店街のおじさんに「おはよう」と挨拶をした。おじさんが挨拶を返した。すると、それを見ていた先生が「知らない人に挨拶してはいけません」と指導した。そんな内容。
ひええええーーーーと驚いて、さらにコメントに驚く。
コメントのほとんどが、先生のほうが正しい、かわいそうだけど当然です、知らない人に声をかけられた時の悲鳴を上げる訓練も今の小学校では当り前、こんな世の中じゃ仕方ないといったもの。
( by こどものもうそうblog


『挨拶をしない人間』
それを良いか悪いかと聞いて、「良い」と答える人などいるのだろうか。
小さな頃から、そして社会に出てから
人と接する上で最低限のマナーであるはずの「挨拶」。
そして、同じ土地に住む人間との交流という温かなモノさえも
「してはならないもの」として教えられる時代に今なっていると言うのです。


こんな教育方針になってしまった事にも、ちゃんと理由はあるようで。
「挨拶をしたら殴られた」という実際に起きた事件や
「人懐っこい子供だったから犯罪者に目をつけられた」などという
予測不能な異常犯罪が多発する現代社会から子供を守る為。
「こんな時代だから仕方が無い」。そういう理論。

上記の「大手小町」の記事に付けられていたコメントには
こんなものさえありました。
ちゃんとした大人に育つ以前に、命がなくなっては
元も子もありませんよ。
知らない人間に挨拶なんかしなくても死にません
うっかり悲鳴を上げ損なって十何年も監禁されたり
コンクリートで固められて捨てられたりするよりは良いと思います
なんという殺伐とした世界だろうか。

それらの考えが、完全に間違っている。とも確かに言い切れません。
しかし、良く考えて頂きたいと思う。
貴方の目が届かないところで、貴方の子供を守るのは
他でもない。貴方がたが警戒している「他人」という部類の人間である事。
この方針では「守ってくれる善良な人間」さえも遠ざけている事。
しなくてはいけないのは、人間を遠ざける事ではなく。
守ってくれる人間を増やす事ではないのか?

今の教育は、何かが微妙にズレている。そう思えてなりません。
それに「挨拶をするな」という間違った事を我が子に植えつける。そんな教え。
親御さん達は本当にそれで良いとお考えなのでしょうか・・・。


そう言えば、この件とはまた違う内容ではありますが
先日NHKでこんな番組が放送されていました。

■ NHKスペシャル ドキドキ・ヒヤリで子どもは育つ〜遊具プロジェクトの挑戦〜

現在、公園の遊具で一度事故が起きるとその遊具はすぐに撤去されてしまい、公園から遊具がどんどん消えていっている。
しかし「子どもから“遊び”を奪ってはならない」と立ち上がった人々がいた。
そんな内容のドキュメンタリー番組でした。
この番組の内容はとても素晴らしいものだったのですが
その「現在遊具を撤去している」という現実に驚きを隠しきれませんでした。


私は公園で沢山怪我をしました。
転んで膝を擦り剥くなど当たり前。
ブランコで足の爪を剥がした事もあるし
砂場にジャンプしてお尻から落ちて、尾てい骨を骨折したりもしました。
この番組で「一番危険」として取り上げられていた遊具が一番好きで。
イスの背もたれに立って、一回転してしまうのではというほど漕いだりして。
少し危ないくらいが一番楽しかった。

私と同年代であるはずの、今の子供の親達は
そうやって遊ばなかったのでしょうか。
それがとても楽しかった事を忘れてしまったのでしょうか。
自分の幼かった頃の事を棚に上げて
子供の為と言いながら、子供の楽しみを取り上げるだなんて
それが正しい事とは到底思えない。


今の子供達を取り巻く環境は「転ばぬ先の杖」ならぬ
「転ばぬ先に杖とプロテクターとクッションと防護マット」。そんな気がします。
むしろ柔らかすぎる地面に足を取られて、子供は転んでしまいそうだ。
大切なのは、転ばないように守る事でなくて
どうしたら転んでしまうのか、どうしたら転ばなくなるのか。
それを教えてあげる事なのでは無いのでしょうか。

例えば、料理に興味を持った子供に
「包丁は危ないから触っちゃ駄目!!」「やっちゃ駄目!!」でなくて
「包丁はここの部分を触ると危ないから、ここをしっかり持ってこう使うのよ」
そういう風に教えてあげる。

公園の遊具も同じ。そして「挨拶」だって同じ。
「挨拶したら駄目!!」そんな教え方ではなくて「挨拶は良い事」。
しかし「こういう事件があったから、世の中には怖い大人もいるから気をつけようね」。
そう、ちゃんと理屈も含めて教えてあげる。

子供は馬鹿ではない。
貴方の子供時代は世の中の善悪の区別も付かないほど馬鹿でしたか?
親の教えも理解出来ないほど馬鹿でしたか?

子供は大人が考えているほど馬鹿ではないし、幼稚でもない。
もし理解出来ないようであったら
「そういう決まりなの!!」そんな言い方ではなくて
理解出来るように優しく説いてあげれば良い。
そしてそっと見守って、誤った事をしそうになっら助け舟を出してあげれば良い。
それこそが「教育」なのではないでしょうか。
私はそんな風に思ったのでありました。


★こどものもうそうblog : http://blog.lv99.com/

★大手小町:最近の小学校では「知らない人に挨拶するな」と指導してるの?http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2005/0621/044965.htm?o=0&r=1
posted by 麻吉 at 2007/02/28 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | TOPIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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